誤飲

こどもは、手にするものは何でも口にします。

直径3cm程度のものは、簡単に飲み込めるのです。たとえば、ぼたん、ふた、コイン、電池など、フィルムケースに入るくらいの大きさが目安になります。その他、薬、洗剤、ホウサンだんごなども食べてしまいます。

一番多いのは、「たばこ」です。10kgの子どもの致死量はたばこ1本と言われています。但し、たばこ自身催吐作用がありますので、ほとんどの子どもさんは口腔内にたばこの葉があっても、2cm以上は飲んでいないようです。その程度なら、ミルクを飲ませて様子をみて結構です。すぐに胃洗浄をする必要はありません。

ただし、お父さんたちが灰皿代わりにジュースの空き缶を使うことは、ニコチンなどはが飲みかけのジュースに解けて、それも子どもさんがジュースと間違って飲む危険性がりますのですので、止めて下さい。

誤飲例

ボタン電池を飲み込み24時間後に、便とともに排出された。
誤飲例
100円玉を飲み込み、食道狭窄部にとどまっていたが、その後、胃内に落ち込み、便とともに排出された。
誤飲例
はてなフックを飲み込んだが、その後便と一緒に排出された。
誤飲例