こどもは、手にするものは何でも口にします。
直径3cm程度のものは、簡単に飲み込めるのです。たとえば、ぼたん、ふた、コイン、電池など、フィルムケースに入るくらいの大きさが目安になります。その他、薬、洗剤、ホウサンだんごなども食べてしまいます。
一番多いのは、「たばこ」です。10kgの子どもの致死量はたばこ1本と言われています。但し、たばこ自身催吐作用がありますので、ほとんどの子どもさんは口腔内にたばこの葉があっても、2cm以上は飲んでいないようです。その程度なら、ミルクを飲ませて様子をみて結構です。すぐに胃洗浄をする必要はありません。
ただし、お父さんたちが灰皿代わりにジュースの空き缶を使うことは、ニコチンなどはが飲みかけのジュースに解けて、それも子どもさんがジュースと間違って飲む危険性がりますのですので、止めて下さい。
誤飲例
ボタン電池を飲み込み24時間後に、便とともに排出された。
![誤飲例](http://matsudakodomo.jp/wp-content/themes/maintheme/img/oukyu_goin_3.gif)
100円玉を飲み込み、食道狭窄部にとどまっていたが、その後、胃内に落ち込み、便とともに排出された。
![誤飲例](http://matsudakodomo.jp/wp-content/themes/maintheme/img/oukyu_goin_1.gif)
はてなフックを飲み込んだが、その後便と一緒に排出された。
![誤飲例](http://matsudakodomo.jp/wp-content/themes/maintheme/img/oukyu_goin_2.gif)